保育園における食育について

食育について お役立ち情報

保育園では、子どもたちが「食べることは楽しい」と感じながら、健やかな心と体を育めるよう、年齢や発達に応じた食育に取り組んでいます。

食べることは、栄養をとるだけでなく、心と体の成長や人との関わりを育む大切な営みです。毎日の給食や食に関するさまざまな体験を通して、食べる楽しさや食べ物への興味・関心を育み、自ら健康な食生活を送るための「食を営む力」の基礎を養います。

また、保育士・栄養士・調理員・看護師などの職員が連携し、一人ひとりの成長や発達に合わせた食育を行っています。さらに、ご家庭や地域とも協力しながら、子どもたちの健やかな成長を支えるとともに、食に関するご相談や情報提供など、子育て家庭への支援にも努めています。

食育の目標

保育園では、子どもたちが「食べること」を楽しみながら、生涯にわたって健康な生活を送るための「食を営む力」基礎を育むことを大切にしています。

そのため、次のような子どもの姿を目標に、日々の食育に取り組んでいます。

① お腹がすくリズムのもてる子ども
② 食べたいもの、好きなものが増える子ども
③ 一緒に食べたい人がいる子ども
④ 食事づくり、準備にかかわる子ども
⑤ 食べものを話題にする子ども

これらは、子どもたちが食を通して心も体も健やかに成長し、食べることを楽しみながら豊かな人間性を育んでいくための大切な目標です。

食育の計画

食育は、毎日の食事だけでなく、遊びや生活、さまざまな体験を通して育まれるものです。そのため、保育園では子どもたちの成長に合わせた食育計画を立て、日々の保育の中で食べる楽しさや食への興味・関心を育てています。

また、保育士・栄養士・調理員などの職員が互いに連携し、子ども一人ひとりの成長や発達に合わせて食育に取り組んでいます。

食育の内容は、年齢ごとの発達に応じて無理なくステップアップできるよう計画されるとともに、ご家庭や地域の環境、子どもたちの様子に合わせて柔軟に見直しながら進めています。

さらに、日々の取り組みを振り返り、その成果や課題を確認しながら、より良い食育につながるよう改善を重ねています。保育園とご家庭が連携し、子どもたちが「食べることは楽しい」と感じられる環境づくりを大切にしています。

食育における給食の運営

保育園の給食は、お腹を満たすだけでなく、子どもたちが「食べることは楽しい」と感じ、健やかな心と体を育むための大切な食育の時間です。

毎日の給食を通して、食材や料理に興味を持ち、食事を作ってくれる人への感謝の気持ちや、みんなで食べる楽しさを感じながら、「食を営む力」の基礎を育んでいきます。

また、一人ひとりの健康状態や成長・発達に合わせて、保育士・栄養士・調理員が連携し、安心して食事ができるよう配慮しています。子どもたちの食べる様子や食事の内容を確認しながら、より良い給食づくりに努めるとともに、ご家庭とも情報を共有し、連携しながら食育を進めていきます。

保育所における具体的な実践例

おいしく、楽しく食べることは、「食」への興味や関心を育む第一歩です。保育園では、調理の様子を見たり、食材に触れたりする体験を通して、食べることへの関心を深めています。

こうした経験を積み重ねることで、食べ物の大切さや作ってくれる人への感謝の気持ちを育み、子どもたちが将来にわたって健やかな食生活を送るための「生きる力」の基礎を養っていきます。

遊ぶことを通して

楽しく、そして思い切り遊ぶことで、子どもはお腹がすきます。まさに、健康でいきいきと生活するためには遊びが不可欠です。さまざまな遊びが、食の話題を広げる機会になるでしょう。

人とのかかわり

  • 友だちと一緒に食べる
  • 保育士と一緒に食べる
  • 栄養士や調理員など食事をつくる人と一緒に食べる
  • 地域のお年寄りなどさまざまな人と食べる
  • 身近な大人と食事の話題を共有する

自然とのかかわり

  • 身近な動植物と触れあう
  • 自分たちで飼育する
  • 野菜などの栽培や収穫をする
  • 子どもが栽培・収穫した食材、旬のものや季節感のある食材や料理を食べる

料理づくりへのかかわり

  • 料理を作る人に関心を持つ
  • 食事を催促したり、要望を伝える
  • 食事の準備や後片付けに参加する
  • 自分で料理を選んだり、盛りつけたりする
  • 見て、嗅いで、音を聞いて、触って、味見して、料理をつくる

食文化との出会いを通して

  • 旬の食材から季節感を感じる
  • 郷土料理に触れ、伝統的な日本 特有の食事を体験する
  • 外国の人々など、さまざまな 食文化に興味や関心を持つ
  • 伝統的な食品加工に出会い、 味わう
  • 気持ちよく食事をするマナーを身につける

食べることを通して

  • 好きな食べ物をおいしく食べる
  • 様々な食べ物を進んで食べる
  • 慣れない食べ物や嫌いな食べ物にも挑戦する
  • 自分の健康に関心を持ち、必要な食品をとろうとする
  • 健康と食物の関係について関心をもつ

食を通して、健やかな成長を育むために

食育は、特別な行事や活動だけでなく、毎日の食事や遊び、身近な人とのかかわりの中で育まれていくものです。さまざまな食材に触れ、料理を作る人を身近に感じ、家族や友だちと楽しく食卓を囲む経験の一つひとつが、子どもたちの心と体の成長につながります。

保育園では、子ども一人ひとりの気持ちや成長のペースを大切にしながら、「食べてみたい」「おいしい」「みんなと食べると楽しい」と感じられる環境づくりに取り組んでいます。

これからも保育園とご家庭が食に関する経験や情報を共有し、子どもたちが食べることを楽しみながら、生涯にわたって健康に過ごすための力を育んでいきましょう。

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